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Interview

地質部 稲葉健臣

入社5カ月 / 高知大学 / 潜水士

入社してみると仕事は乱暴さがなくきれいな印象。

「潜水士」の資格はたまたまです。
でもいつか生かせたらうれしい。

父が趣味で潜る人で、家族旅行で初めて体験させてもらったスキューバダイビングが面白くて、中学のときライセンスを取りました。これが採用に影響したかはわかりませんが、業務に「海洋ボーリング」があるので管理者になったときはこの資格が有利になるかも知れません。

アウトドアが好きで、高校時代はワンダーフォーゲル部、大学時代は夏はヨット、冬はスノボとずっと体を動かしていました。大学は農林海洋科学部の海洋資源科学科で、「海底資源環境学」を専攻。海底の地質エネルギーの有効活用などを勉強しました。白衣を着てフラスコを振っているような、もうゴリゴリの化学です。そのときは「世界にない物質をつくりたい」と意気込んで、一歩一歩進むのが楽しかったんですが、もともと室内にはいられないタチなので(笑)、外に出られる仕事で、やったことのない地質系ができる会社を探して就活を始めたんです。

魅力度ランキング1位の北海道。
雪が降るところにも住んでみたくて。

就活は全国で幅広く探して、7~8社の会社説明会を聞きました。中でも、大地コンサルタントの会社説明会はインパクト絶大でしたね。リモートだったんですが、なんと担当者が工事現場の車の中から話してくれたんです。ふつうはオフィスのきれいな部屋でやりますよね(笑)。それが、背景が山なんですから。面白そうな会社だなと思って、「北海道行く!」って決めました。

3月末の引っ越しはまだ雪のある時期。愛車のマニュアルのジムニーで、ワクワクしながら高知→大洗→フェリー→苫小牧→旭川と自走してやって来ました。運転が大好きで、大学の休みには実家の静岡へ車で帰省していたくらい。入社するとき「車をたくさん運転する仕事だよ」と聞いてうれしかったです。この前も根室まで先輩と運転を交代しながら行ってきました。

ひとりでやれるところまでやって、
できない部分を教わって成長中。

入社したときは「忙しそうな会社だなぁ」という印象でした(笑)。でも同時に、仕事が最初のイメージと違って乱暴さがなくきれいだとも思いました。今やっているのは、石の解析。ダム建設の地質調査、海の防波堤をつくるための調査などで軟弱地盤と岩盤を調べています。旭川市内の案件のボーリング測定では、「ボーリングコア」という筒状のサンプルを抜き取った後の穴に、機械を入れてまわりの土の固さや揺れの伝わりやすさ、水による崩れやすさ、空気圧をかけたときの岩盤の強さなどを調べました。現場へ行く前に道具一式を揃えるのも僕の仕事です。特に地方だと忘れ物をすると大変。測定の機械、受信機、パソコンや工具、ヘルメットや作業着を台車に積みます。好きな仕事をしてる実感があり、忙しくても大変さは感じません。

正直、大学の知識は直接役に立っているわけではなくて、まったく1からの勉強です。現場のオペレーターとの会話でわからない単語があれば教えてもらい、自分でも調べて覚えています。直属の先輩(前ページの久谷主任)は機械もいじらせてくれますし、簡単な測定なら任せてもらえます。先月はひとりで現場へ行って測定と解析をしたデータが採用されて、うれしかったですね。会社全体で育てようとしてくれているのがわかるので、早くひとり立ちできるように頑張りたい。

休日は大学時代からの彼女と会ったり、ひとりでドライブしたり。アクティブな両親はもう2回もこちらに旅行に来ていて、来月もまた来るそうです(笑)。北海道は食べ物がおいしく、地方へ行ったとき帰りに買い物をするのが楽しみ。そうそう、まだ旭川ラーメンを食べていないので、おいしいお店を見つけたいです。

取材日:2022年9月16日

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